認められたケース

物損事故物損事故ではなんでも慰謝料が認められないのかといえば、実はそんなこともありません。例外として認められたケースもあるのが事実です。被害者が強い精神的苦痛を受けたとみとめられた場合、裁判でも判例がいくつも残っています。

自宅に車が突っ込んできたようなケースがそのひとつでしょう。家屋が破損したことによって、高齢だった住人は引越しをしなければならなくなりました。お金があったわけではなく、借金までして引越しを余儀なくされたことは、事故がなければここまでの精神的苦痛を受ける必要はなかったと解されています。裁判で加害者に対して慰謝料の支払い命令が出されているため、珍しいケースといえるでしょう。

墓石が破壊されたケースも慰謝料が発生しています。霊園の中に車が突っ込んだことで、墓石を破壊しただけではなく、骨壺まで見えてしまったようなケースにおいて、慰謝料が認められました。これは、それだけ重大なケースであり、精神的にも強い苦痛を与えたと認められた案件といえるでしょう。住宅に車が突っ込み、生命の危険にさらされたようなケースでも認められるため、物損事故であっても専門家である弁護士に相談してみるというのが重要となってくるのです。

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