物損では発生しない


基本的なこととして、物損事故では慰謝料が発生しません。

これはなぜかといえば、慰謝料というものの性格が絡んでいるからです。そもそも慰謝料とは、精神的苦痛に対する賠償金のことを指示しています。つまり、交通事故に遭って、精神的な苦痛を受けたからこそ請求できる賠償金ということになるでしょう。

本人がなくなってしまったような場合には、相続人が受け取ることが認められているものであり、肉体的に怪我を負ったりすると、精神的な苦痛本もなってくるところが重要です。

特に後遺症が残ったりすれば、精神的な苦痛を受け続けなければなりません。これは賠償するべき問題といえるでしょう。物損事故では、被害者は肉体的に傷つけられてはいません。車がぶつけられたりすれば、当然精神的には苦痛ですが、肉体的なところからくる苦痛ではないでしょう。

そこで慰謝料が発生するほどの大きな問題ではないと解釈されてしまうところがポイントです。この解釈からいくと、明らかに強い精神的苦痛が発生するようなものでなければ、慰謝料が発生することはありません。車をぶつけられたといった物損事故では、慰謝料を請求することはできないというのが理解できるようになるでしょう。

認められたケース